旬のもの ヤリイカ 函館のイカといえば夏が旬の「真イカ(スルメイカ)」が有名だが、冬に旬を迎えるヤリイカも人気。2月頃~5月にかけて主に道南の松前で水揚げされ、函館まで輸送されてくる。ヤリイカは身が薄く柔らかいのが特徴。函館の朝市では、この活イカ刺しをぜひ食べてほしい。函館では、イカ刺しに生姜や大根おろしを添えて食べることが多い。 サル山温泉(函館市熱帯植物園) 湯の川にある「熱帯植物園」では、毎年12月からの冬季、園内にあるサル山の浴槽に温泉をひき、サルたちに解放する。飼育頭数は約90頭。“風呂好き”なサルが気持ちよさそうにお湯に浸かってのんびりしている姿はなんともユニークで、運がよければ、子ザルのダイビングも見られるかも。なお、園内には人用の足湯もある。 江差・北前のひな語り/江差町 函館から車で約1時間30分の江差町(えさしちょう)。ニシン漁で栄えた往時の面影を残す「歴まち地区」と呼ばれる一帯を会場に、約60カ所に約170組のひな人形が飾られるイベント「江差・ひな語り~歴まちのおひなさん~」が、例年2月上旬~4月上旬に行われる。飾られているひな人形は、各家庭のものから寄贈されたものなどさまざま。店舗だけではなく個人宅でも展示している。