旬のもの 赤麦の丘(タクネコムギ) 美瑛でしか見られない赤い麦畑。「タクネ」はやや朱色を帯びた穂と茎が特徴で、夕日に照らされると赤く見えることから「赤麦」と呼ばれる。7月中旬から麦の刈り取りが始まり、見頃は7月12日からの3~4日間ほど。「高谷農園」では刈り取りの様子を一部一般公開している。また、美瑛町の「だぐらすふぁ~」では、この赤麦を使ったパスタも提供している。 ハスカップ 北海道では平野で栽培されておりよく知られるが、寒冷地に自生するため、本州以南では高山植物とされるハスカップ。アントシアニンがブルーベリーの5倍以上ある。実が柔らかく日持ちしないため、収穫後はすぐ冷凍されるか、加工食品となることがほとんど。生のハスカップを手に入れられるのは6月~8月の時期だけだ。富良野の「カントリーテラスコロポックル」や美瑛の「びえいハスカップファーム」では7月にハスカップ狩りを体験できる。 なかふらのラベンダーまつり&花火大会 富良野は上富良野町・中富良野町・富良野市に市町村が分かれており、7月中旬には中富良野町と上富良野町で旬のラベンダーと花火を楽しむまつりが開かれる。両イベントともに各種露店が出店。ラベンダーが咲く小高い丘から見る花火は思っているより近く感じられるはず。上富良野町の「かみふらの花と炎の四季彩まつり」では、4メートルほどのあんどんが練り歩く「行灯パレード」が行われる。 サンタのヒゲ 中富良野町の「ポプラファーム」が販売する、富良野メロンと濃厚ソフトクリームのコラボスイーツ。メロンの上にメロンソフトクリームをのせた「サンタ・デ・メロン」や「メガサンタ」などバリエーション豊かで、収穫期には夕張メロンバージョンも味わえる。ひとりで食べるなら、小サイズがおすすめ。