旬のもの 天狗山の初日の出 「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン2009」で一つ星に認定された展望スポット「天狗山山頂」は、初日の出スポットとして人気が高い。餅つきや福袋販売など正月らしいイベントも楽しめるほか、「天狗さん」も登場し、記念撮影もできる。例年7時過ぎの初日の出の時間に合わせて交通機関の特別運行がある。ロープウェイや市内各ホテルから、小樽駅を経由して天狗山まで無料送迎バスなどがあるが、直前まで時刻が決定しないことが多いため利用の際は各機関に確認を。 ニシン 群来(くき) ニシンが産卵のため、小樽沿岸に大群で押し寄せる現象。必ず起こるとは限らないが、ここ数年毎年確認されており、1月下旬から2月頃にかけて見られる場合が多い。ニシンの産卵と放精によって海の色が乳白色になり、北海道に春を告げる光景のひとつとなっている。 小樽ゆき物語・余市ゆき物語 平成17年(2005)から始まった「小樽ロングクリスマス」が、平成25年(2013)から「小樽ゆき物語」となって毎年冬に開催されている。一番の目玉は「青の運河」と題されたイルミネーション。青色のLEDを約1万球使った演出により、小樽運河が11月下旬から2カ月の間、幻想的に彩られる。平成27年(2015)には隣町の余市町で「余市ゆき物語」も始まり、これと合わせて楽しめる周遊キットや周遊フリーきっぷなども発売されている。