【2018最新版】キャナルシティ博多の楽しみ方を現地編集部が
福岡の中心エリアである博多駅と天神駅のちょうど真ん中に位置するキャナルシティ博多。遊びも食事も充実したエンターテインメント施設であることをご存じですか? 1日中楽しめて、心もお腹も満たすキャナルシティ博多を紹介します!
![運河を見晴らす曲線状の建物。木陰には憩いのスペースも 運河を見晴らす曲線状の建物。木陰には憩いのスペースも]()
季節を問わず国内外の観光客が訪れ、地元の買い物客でもにぎわう福岡の「キャナルシティ博多」。開業は平成8年(1996)。広大な敷地内には、ショッピングモールやIMAX対応の映画館、劇場、アミューズメント施設、ホテルなどが並び、敷地の中央を約180メートルの運河(キャナル)が流れている。
水辺のステージでは、連日イベントが開催され、まさに毎日がお祭りのようなエンターテイメントシティだ。買い物だけを目的にするのはもったいない。時間をたっぷりとって、さまざまな建物をめぐり、道すがらイベントの観客となり、この街の散策を楽しもう。
取材/江頭 睦美、平成27年(2015)3月
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ユニークな書店「MUJI BOOKS」
![ユニークな書棚構成で思いもよらない本に出合うことも ユニークな書棚構成で思いもよらない本に出合うことも]()
生活雑貨にファッション、インテリアまで、さまざまな商品がそろう「キャナルシティ博多」。全国的に有名なショップも軒を連ね、キャナルシティ博多ならではのコンセプトを展開する店舗も少なくない。例えば「HAKATA Francfranc(フランフラン)」は国内最大級。“Scene of Life Style”というコンセプトを掲げ、ライフスタイル別の多彩な商品を取りそろえている。
達人・田中さんのおすすめの店は、「MUJI(ムジ)」内にある書籍コーナー「MUJI BOOKS」だ。「無印良品セレクトの本が3万冊そろう書籍コーナーです。独自の視点で構成された書棚が面白くて、単に本を探しに行くというよりも、新たな趣味の世界に出合うような楽しみ方ができますよ」と田中さん。
書棚群は、料理の「さ・し・す・せ・そ」になぞらえて、「さ(冊)・し(食)・す(素)・せ(生活)・そ(装)」という5つのシーンから構成されている。セルフサービスのカフェコーナーもあり、ワンコインで淹れたての焙煎コーヒーを楽しみながら、本の世界にどっぷり浸ることもできる。
水辺の広場で噴水ショーやイベントを観覧
![音楽イベント「ASIA MUSIC FOUND」開催時の様子 音楽イベント「ASIA MUSIC FOUND」開催時の様子]()
「運河の真ん中にあたるサンプラザステージでは、週末はもちろん、平日もほぼ毎日のようにイベントを開催しています。パフォーマーが登場したり、アーティストのリリースイベントが開催されたり。秋には地域イベントの『中洲ジャズ』や『ミュージックシティ天神』のステージにもなるなど、1年を通してにぎわっています」と田中さん。
この広場では、10時~22時まで30分ごとに行われる噴水ショーも見もの。毎時00分には音楽付き、毎時30分には音楽なしで、噴き上がる水がリズミカルに踊る(イベント開催時は変更・中止あり)。
「敷地内の建物はユニークな造りになっているので、道に迷われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、迷う時間も楽しんでもらえるのが、キャナルシティ博多だと思います。偶然にお気に入りのスポットやお店を見つけて、旅の思い出にしていただけたら嬉しいですね」(田中さん)
日本を代表するラーメン店8軒が競う「ラーメンスタジアム」
![九州各地の方言で「おいしい」と書かれた提灯もにぎやか 九州各地の方言で「おいしい」と書かれた提灯もにぎやか]()
地元・福岡の人気店をはじめ、日本を代表するラーメン店が出店する「ラーメンスタジアム」。常時8店舗が出店し、半年に1度その顔ぶれが一新される。常に熱い闘いが繰り広げられている。
「担当者が全国各地のラーメン店を食べ歩き、ぜひとも出店してほしいお店に直接交渉しています。ここは競合がずらりと並ぶスタジアム。お店の方々はなおさら熱い思いで出店してくださっているんですよ」と田中さんは言う。
名店ぞろいの貴重な機会に、ラーメンを1杯しか食べないのはもったいない。
「屋台風の店舗になっているので、お連れの方々と1杯のラーメンをシェアして何軒かはしごするのもいいと思います」(田中さん)
全国の名店の味を、この機会にぜひ食べ比べてみてほしい。毎週水曜日には、女性限定のサービスがある「レディースデイ」が。また、毎週月曜日は男性限定のサービスがある「麺ズデイ」となっている。平日にも訪れたいスポットだ。
臨場感たっぷりの映画体験 九州唯一のIMAXシアター
![九州ではここでしか体感できないIMAX(R)デジタルシアター 九州ではここでしか体感できないIMAX(R)デジタルシアター]()
アトラクション感覚で体験してほしいのが、シネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」のIMAX(R)デジタルシアター。壁いっぱいに広がる大型スクリーンに加え、最新鋭のデジタルサウンドに体ごと包まれる。
「まるで映画の中に入っていくような感覚を味わえますよ」(田中さん)
九州で、このIMAXデジタルシアターがあるのはキャナルシティ博多だけだ。シートは席間隔110センチで、左右を気にせずゆったりと腰掛けられる。「いつ来ていただいても、このデジタルシアターで映画作品を楽しんでいただけます。気になる映画があったら、ぜひチェックしてみてください」と達人・田中さんも自信たっぷりだ。