旬のもの あまおう 大粒で甘味の強いイチゴ、あまおう。福岡県ではそれまで「とよのか」が主力品種だったが、着色の質が安定しないなどの理由から、より高品質なイチゴを目指して開発された。特徴はサイズの大きさ。とよのかに比べて平均約1.2倍の重さで、丸みもある。味も甘味と酸味が調和し、「濃い味」になり、外観と食味のよさから人気が出た。名前の由来は赤い、丸い、大きい、うまいの頭文字。 若松潮風キャベツ 若松は日本屈指の漁場として知られる玄界灘に面し、年間の風量が国内でも他に例をみないほど多い地域。そんな場所で、ミネラルをたっぷり含んだ玄界灘の潮風を受けて育った若松潮風キャベツ。甘みが強く、生食でも十分においしい。加熱するとさらに甘味が増すので芯まで食べやすい。 合馬たけのこ 竹林に上質な粘土質の赤土を敷き詰める「客土」という作業を行うなど、手間をかけて作られる「合馬たけのこ」。柔らかく、えぐみが少ないため、木の芽和え、煮付け、炊き込みご飯、合馬産ならではのお刺身にして食べるのがおすすめ。タマネギやキャベツに匹敵する良質な炭水化物、タンパク質、脂肪、さらにビタミンB1、B2、繊維質をたっぷり含んでいる。合馬たけのこは、筍料理の本場・京都、大阪の一流料亭で指名されるほどの名品だ。