11月の福岡旅行!気温・服装・おすすめイベントや旬情報
福岡県|【更新日】2025年11月7日
福岡の11月は季節風の影響で冷え込みが厳しくなる季節。一方で、にぎやかな祭りや歴史を感じるイベントが行われ、旬の食材が出回るシーズンでもあります。今回はそんな11月の福岡旅行で知っておきたい気温や服装、おすすめイベント情報、そして旬の味覚についてご紹介します。
目次
11月の福岡ってどんな季節?気候や服装
県内は沿岸部と内陸部により、多少異なる気候を持ち合わせています。日本海沿岸部は、日本海側気候の影響が強く、冬は北西の季節風が強く吹きつけるため、冷え込みが厳しくなります。中旬から冬型の気圧配置の日が増え、上空に寒気が流れ込むため、日に日に気温が下がり朝晩の冷え込みが激しくなります。また、低気圧や前線が短い周期で日本付近を通過することで、まとまった雨が降ることもあるでしょう。
そんな寒くなる季節には温泉旅行がぴったり。福岡の温泉地といえば「原鶴」が有名。この時期の福岡旅行におすすめのエリアです。
11月福岡の気象情報
平均気温は13℃前後、最高気温は20℃を下回り、冬の訪れを感じます。
| 博多 | 八幡 | 久留米 | 朝倉 | |
|---|---|---|---|---|
| 平均気温 | 13.9℃ | 13.3℃ | 13.2℃ | 12.1℃ |
| 最高気温平均 | 18.3℃ | 17.7℃ | 18.1℃ | 18.1℃ |
| 最低気温平均 | 9.4℃ | 9.3℃ | 8.9℃ | 6.9℃ |
| 降水量合計 | 81.1㎜ | 91.8㎜ | 89.3㎜ | 88.9㎜ |
11月の福岡の服装
日に日に気温が下がり始め、朝晩の冷え込みが激しくなるため、外出時はジャケットやコートを用意しておくと安心。沿岸部は日本海や関門海峡からの冷たい風が吹きぬけるため、寒さを厳しく感じることも。防寒対策はしっかりとする必要がありそう。厚手のコートはもちろん、帽子や手袋も準備しておくと良いです。
航空券+宿泊をまとめて予約「JALダイナミックパッケージ」
11月の福岡開催おすすめイベント
11月の福岡では、にぎやかな祭りや歴史を感じるイベントが各地で行われます。「まつり企業祭八幡」は北九州の大イベントのひとつで、花火やレーザーショー、多くの出店でにぎわいます。他には「白秋祭水上パレード」なども開催されます。
【北九州市】まつり起業祭八幡
毎年11月上旬、60数万人以上の市民が参加する巨大イベント。明治34年(1901)、官営八幡製鐵所の作業開始式から始まり、昭和60年(1985)に北九州市民の祭りとして「まつり起業祭八幡」として生まれ変わりました。大谷球場周辺にはたくさんの店が立ち並び、大勢の人で賑わいます。
ステージショーや起業祭ダンスコンテスト、グルメ屋台にフィナーレの花火ショーなどイベントが盛りだくさん。製鉄の街、北九州のパワーを感じ取れる祭りになっています。
-
開催日:例年11月上旬
開催時間:開催年により異なる
開催地:八幡東区大谷球場周辺、レインボープラザ、東田大通り公園
アクセス:JR「八幡駅」から西鉄バス「中央二丁目」下車、徒歩すぐ
駐車場:近隣のTHE OUTLETS KITAKYUSHUの駐車場をご利用いただけます
公式サイト:http://www.kigyosai.jp/2025/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
【北九州市】関門海峡キャンドルナイト
例年11月中旬には、関門海峡を跨いで下関と門司の2カ所で「関門海峡キャンドルナイト」が開催されます。門司港エリアでは、門司港レトロ親水広場、中央広場、ハーバーデッキなどを中心に、下関エリアでは下関市市民広場(市役所前)、亀山八幡宮、旧下関英国領事館などがキャンドルの灯りで彩られ、幻想的な風景を楽しめます。隣接の中央広場にある「港町Noel」では、美味しいフードの出店も。
-
開催日:例年11月中旬
開催時間:17:30点灯~21:00まで
開催地:【門司港エリア】門司港レトロ親水広場、中央広場、ハーバーデッキ、栄町銀天街(15日のみ)、プレミアホテル門司港/【下関エリア】下関市市民広場(市役所前)、亀山八幡宮、旧下関英国領事館、田中絹代ぶんか館、下関南部町郵便局、旧宮崎商館、唐戸はれて横丁)、日本セレモニーウォーク(エキマチ広場)、しものせき市民活動センター
駐車場:近隣の有料駐車場をご利用ください
公式サイト:https://kkcn.jp/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
【柳川市】白秋祭水上パレード
柳川が誇る詩聖・北原白秋の11月2日の命日を偲び、詩歌の母体となった柳川で続けられている水上パレード。毎年、命日の11月2日を挟んで、11月1・2・3日に開催されます。約4キロのコースのあちこちにステージがあり、石太鼓の演奏やブラスバンド、無形文化財である「どろつくどん」などが披露されます。
水面にはあんどんが浮かび、その中を船は静かに進みます。フィナーレには、最終地点で打ち上げ花火の演出も。水郷柳川ならではの祭りで、北原白秋への想いと幻想的な夜が満喫できます。乗船には事前予約が必要です。
-
開催日:毎年11月1日~3日
開催時間:17:30開会式
開催地:<集合場所>白秋詩碑苑(福岡県柳川市矢留本町26-1)
アクセス:西鉄天神大牟田線「西鉄柳川駅」から徒歩で約5分
駐車場:近隣の有料駐車場をご利用ください
公式サイト:https://www.yanagawa-net.com/news_event_list/4044/
※掲載時の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
11月の福岡で楽しみたい「旬のもの」
旬の食材では、カキやカニなど、寒い時期ならではの食材が出回り始めます。また、柿も旬を迎え、柿のもぎとり体験ができるようになります。
炭火で味わう焼き立ての「唐泊恵比須牡蠣」
福岡市西区にある宮浦地区では、毎年シーズンになると、その場で炭火焼きのカキを味わえるカキ焼き小屋がオープンし、大勢の客でにぎわいます。福岡市海釣り公園の傍にあるカキ小屋では、海を眺めながら焼き立ての牡蠣を食べられます。新鮮な唐泊恵比須カキは、身が大きく甘みがしっかりあることが特徴。
また、味の品質はもちろん、安心・安全なカキを提供するため、毎月9項目以上の衛生検査を行うとともに、24時間以上の紫外線殺菌を行うなど、安全管理を徹底して行っています。
濃厚な旨みを持つ「豊前本ガニ」
広大な干潟が発達している豊前海沿岸は、ワタリガニが獲れることで有名。ガザミ、ワタリガニとも言われます。豊前海北部で捕れたワタリガニの中でも、特に大ぶりの身入りのよいものだけが「豊前本ガニ」としてブランド化されています。
特に秋のものは身は絹のような滑らかで、ミソは濃厚な旨味を持ちます。10月上旬より最盛期を向かえ、寒さが増す11月にはオスガニの身は旨みを増し、メスガニは濃厚なまこを持ちます。豊築漁協では、直売と地方発送を行っており、隣接する食堂では、旬の「豊前本ガニ」を味わうことができます。
航空券+宿泊がお得な「ANAダイナミックパッケージ」
11月の福岡はイベントや旬が盛りだくさん
11月の福岡旅行に役立つ気温や服装、おすすめイベント情報、そして旬の味覚についてご紹介しました。イベントで各地が盛り上がり、温泉にぴったりな季節の11月。紅葉もシーズンなので、ドライブ旅行もおすすめ。この季節ならではの福岡を堪能しましょう。








