1. 年中、春を感じるドライブ 日田・豆田町から大山町へ

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幕府直轄の城下町と梅の里を訪ねて

年中、春を感じるドライブ 日田・豆田町から大山町へ

年中、春を感じるドライブ 日田・豆田町から大山町へ


九州のほぼ真ん中に位置する大分県日田市で、一年中、春を感じるドライブ旅を楽しみませんか?江戸時代は幕府直轄の城下町であったレトロな「豆田町」から、自然豊かな梅の産地である「大山町」まで。心に春が訪れるような風景に出会ったり、春(幸運)を呼び込むアイテムを探したりしながら、ほっこり癒される時間を過ごしましょう。


3800体以上のお雛様が迎える
「雛御殿」へ


豆田町にある雛御殿は、創業170年の高級味噌・醤油の醸造元である「日田醤油」内にあります。代々所有しているお雛様に加え、先代の社長が全国から集めたお雛様を常設展示しています。(入場料 高校生以上300円)


和室一面に広がる赤い毛氈と膨大な数のお雛様は一見の価値あり! 館内には、江戸時代の雛人形など3800体以上が展示されてあり、部屋ごとにテーマが異なるのも魅力です


中には珍しいお雛様も。明治天皇をモチーフにしたお雛様は、洋風の衣裳が目を引きます。また、現代作家の故・後藤由香子作のモダンなお雛様や、子ども向けのキャラクター雛もおすすめです


雛御殿に併設されているショップでは、かわいらしい雛人形や和雑貨などお土産ものを買うことができます。醤油蔵ならではの醤油ソフト(300円)は、キャラメルのような濃厚な味わいで大人気!



素朴な土鈴が春(幸運)を呼ぶ
「東光堂」へ


江戸時代後期の長屋を利用したという風情ある佇まいが魅力の「東光堂」。土間の店内には、職人さんが一つ一つ手作りした「土鈴」が並び、可愛らしさに心奪われます


昔から音が鳴るものは邪気を祓うといわれていて、コロンコロンと音がなる土鈴も魔除けのお守りとして親しまれてきました。また、赤は開運、黄色は金運UPなど色にも意味があるのだとか


同店で人気のアイテムといえば「十二支土鈴」。自分の干支を選ぶもよし、その年の干支で縁起を担ぐのもよし。セットになった土の豆皿に乗せて飾ると、可愛いインテリアにもなります



梅づくしの複合施設
「道の駅 水辺の郷おおやま」へ

山里が広がる大山町は、中央に筑後川の上流である大山川が流れ、2~3月になると町のいたるところで梅が咲き誇ります。「道の駅 水辺の郷おおやま」の入口にも、川と梅のモニュメントが


ファーマーズマーケットには大山町の名物・梅の加工品がズラリ! 梅干しや梅ドリンクや梅スイーツなど充実しています。スタッフさんのイチオシは、しっとり甘い梅の実が入った「梅ケーキ」(1300円)です


ファーマーズマーケットの奥にある「焼肉グリル おおやまの小うめひびき」。庭のグリーンを眺められる大きなフロアと個室を完備し、国産和牛を焼肉でたっぷり味わえます


メニューには、奥日田ジビエ(猪)、天領もち豚、豊後鶏など地元産の肉も並びます。珍しいジビエは濃い赤身のお肉で、意外にも柔かく、旨みがギュッと詰まっています。自慢の梅ダレで食べるのもおすすめ



「梅酒造おおやま」で梅酒づくり体験、試飲や特産品求めて

「梅酒造おおやま」は、地元・大山町の特産品である梅を使った、梅酒専門の酒造メーカーです。国内外の品評会で金賞を受賞するなど、品質の高い梅酒づくりに定評があります


ショップ内では試飲コーナーも。賞を獲得した高級梅酒から、バラやフルーツを漬け込んだ個性的な梅酒まで、店内にあるほぼ全ての銘柄を飲ませてもらえるのも嬉しい限り


館内では実際に梅酒をつくる体験も。梅を漬け込むアルコールや加える糖分の種類を選ぶことができ、すももなどのフルーツを一緒に付け込むことも可能。できあがる3ヶ月後が楽しみです(梅酒作り体験は要予約)


梅酒工場内のタンク室、瓶詰め室、樽貯蔵庫を見学することもできます。地元の農家さんが朝摘んだ梅をその日のうちに漬け込むなど、多くのこだわりを知ることができるのが魅力です


※各予約の料金は6/26調べ

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