くも合戦大会|400年以上継承 全国的にも珍しい伝統行事/姶良
【投稿日】2019年05月08日(水)| 鹿児島発

2019年6月16日(日)、鹿児島県姶良市で400年以上つづく伝統行事「姶良市加治木町くも合戦大会」が開催されます。
「くも合戦大会」は、島津義弘公が文禄・慶長の役(1592年~1598年)に参戦し、その陣中で兵士を元気づけるために、コガネグモを集めて戦わせたのが始まりと伝えられています。2018年12月に、公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟から「プロジェクト未来遺産2018」に認定されました。
袴を着た審判員たちが、八頭身ですらりとしたスタイルやクモの色艶、姿形の美しさを審査する、「優良ぐもの部」、長さ60センチの横棒(ヒモシ)の上でクモを戦わせ勝敗を決める「合戦の部」、合戦の部で3連勝したクモだけが出場でき、トーナメント形式でチャンピオングモを決定する「王将戦の部」の3つの部門で構成されています。
毎年、小学生から合戦暦50年以上のベテランまで200人近いファイターがエントリーします。全国でも珍しい伝統行事を体感してみてはいかがでしょうか。
【投稿日】2019年05月08日(水)【投稿者】たびらい編集部