20年間の長期熟成で生まれた琥珀色の古酒

球磨・人吉の28蔵元の中で球磨川の最上流に位置する「大石酒造場」は、明治5年(1872)創業の老舗だ。焼酎に合わせた原料米を厳選しているほか、シェリー樽やコニャック樽を使用した熟成を行うなど、伝統を守りつつも常に新しい試みに挑戦し続けている。
20年間じっくりと熟成させた「大石二十年酒」は、年間3000本限定で販売される。長期熟成することで生まれた琥珀色の焼酎は、豊潤な香りと、ふくよかで丸みのある味わいを持つ。古酒ならではの深い味わいが堪能できる一本としておすすめだ。
原材料……米・米麹
蒸留方法……常圧蒸留
麹……白麹
度数……38度