
江戸中期から約260年の歴史を持つ「八朔祭」。八朔(旧暦8月1日)の日に始まり、五穀豊穣、豊年祈願の祭りとして、代々受け継がれてきました。
現在では毎年9月第1土曜日、日曜日に行われます。祭りのはじまりは、商人たちが農家の家をねぎらい、手厚いおもてなしを行ったことに由来します。
八朔祭のためにつくる「大造り物」は竹、杉、すすき、松笠などの自然の材料を使い、各連合組が技術を競い合いながら作りあげます。大造り物が何体も八朔囃子とともに町内を引き廻される様は圧巻。高いもので4メートルあり、商店街内一円で引き廻されます。