主人自らが掘った洞窟風呂など魅力満載の立ち寄り湯

田の原川に架かる橋を渡った先にある、懐かしい雰囲気の漂う「山の宿 新明館」。館内にある囲炉裏やかまど、浴場へ抜ける路地などは、まるで故郷の素朴な田舎家のようです。

黒川温泉の名物風呂となっている全長30メートルにも及ぶ洞窟風呂は、同館の主人、後藤哲也さんがたった1人でノミと鎚(つち)を使い、10年の歳月をかけて手掘りしたもの。女性専用もありますが、中が薄暗いので、ひとりでの入浴は避けましょう。
他にも、黒川の自然と共存するかのように、その地に溶け込んでいる混浴露天風呂「岩戸風呂」があります。