さくら湯/山鹿温泉
【投稿日】2013年11月01日(金)| 熊本発
時を超えて蘇った山鹿温泉のシンボル

今から約370年前、細川藩の御茶屋として誕生した「さくら湯」は、明治初期に大改装されてから、市民温泉として親しまれてきた山鹿温泉のシンボルです。威風堂々たる木造建築には、愛媛県の道後温泉を手がけた棟梁も建造に携わったといいます。
市民の憩いの場として長年にわたって愛されたさくら湯も、幾度かの改修を経て、昭和48年(1973)に解体されました。その後、再開発ビルの一部として営業を続けていたのですが、復活を熱望する市民の声によって平成24年(2012)に見事復活を遂げました。残されていた山鹿灯籠をもとに再現された純和風建築は、近代的な建造物にはない美しさと重厚さを兼ね備えています。

さくら湯の内部は、独特の形をした浴槽をはじめ、ユニークな造りになっている部分が多い。山鹿ならではのぬるぬるとした湯も存分に味わえる。ちなみに、山鹿の湯は、温度がぬるめなことも特徴の一つ。1時間ほど漬かっていても、熱い湯にのぼせることもなく、しかも湯上がりはポカポカ感が長く持続する。
【住所】
熊本県山鹿市山鹿1-1
【電話番号(問い合わせ)】
0968-43-3326
【交通アクセス】
・温泉プラザ前バス停から徒歩約1分
・熊本空港から国道325号経由で約30キロ、約50分
・植木インターチェンジから国道3号経由で約10キロ、約20分
【営業時間】
6時~24時
【定休日】
第3水曜(祝日の場合は翌平日)
【利用料金】
大人……中学生以上300円 、障がい者150円、
子ども……3歳以上小学生以下150円 、障がい者80円
【駐車場】
あり(※2時間まで無料、以後1時間ごとに100円)
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【投稿日】2013年11月01日(金)【投稿者】たびらい編集部