白谷雲水峡|あの映画のモデルにもなった、苔が作り出した緑色の世界へ/屋久島
【投稿日】2013年11月01日(金)| 鹿児島発

苔が一面に広がる風景。屋久島の森を“苔の森”とイメージする人も多いはず。白谷雲水峡はそのイメージ通りです。映画『もののけ姫』のモデルになったことでも有名で、コダマが現れるシーンのような鬱蒼とした緑色の世界が広がります。
映画のモデルになったのは白谷雲水峡だけではありませんが、最も象徴的なのがこの森。実際に宮崎駿監督もこの森を歩いています。
入り口は標高620メートル。“苔むす森”と呼ばれている苔が濃密なスポットは、「楠川歩道」を歩いて登り1時間半、下り1時間。奉行杉コースは体力がある人向けで、アップダウンが激しいです。苔むす森から、さらに1時間歩くと「太鼓岩」と呼ばれる展望スポットへたどり着きます。半日でも散策可能だが、写真を撮ったり、森を楽しむためにはのんびりと一日使いたい場所です。
よく“一生に一度は会ってみたい縄文杉”と言われますが、白谷雲水峡の場合は“何度でも訪れたい場所”と言われます。屋久島リピーターであれば、必ずといっていいほど何度も訪れる場所。屋久島のトレッキングコースの中では、比較的体力を使わずに登れるので、登山初心者の散策にもおすすですよ。
【住所】
鹿児島県熊毛郡屋久島町
【電話番号(問い合わせ)】
屋久島町役場 0997-42-0100
【交通】
路線バス(白谷雲水峡下車)、タクシー、レンタカーなど
【利用料金】
入山協力金 300円(高校生以上)
【駐車場】
あり(連休などの混雑時は誘導員がいます。)
【備考】
大雨で沢が増水した時は、大雨洪水警報が出ていなくても、散策ルートの制限、または閉園することがある。
⇒達人コラム「屋久島トレッキングで縄文杉に会う」
【投稿日】2013年11月01日(金)【投稿者】たびらい編集部