1. 屋久島では雨対策をしっかりと

屋久島では雨対策をしっかりと

【投稿日】2013年11月01日(金)| 鹿児島発

天気予報が晴れでも、準備をして出かけよう

雨を楽しむには、まず装備から

屋久島は“1カ月で35日雨が降る”といわれるほどで、日本で最も雨が降る地域。その中でも縄文杉付近は山の中央にあり、屋久島の中でも降水量が非常に多いです。日本の年間降水量の平均が1500ミリぐらいですが、屋久島では平地の多い所で4000ミリほど。山間部では8000~10000ミリも降ることがあります。天気予報が晴れでも、普通に雨が降ります。
しかし、その雨が屋久島の森を育てているのも事実で、雨の日には植物たちが潤い、美しい風景を見せてくれます。雨の風景を楽しむためには対策が必須です。ゴアテックスなどのしっかりしたレインウェアはとても心強い味方。雨で寒くなった時に防寒着にもなるのが重要なポイント。薄いビニール合羽では、防寒にはなりません。

リュックにはザックカバーをしたり、貴重品やスマートフォンなどの小物は密封式の袋に入れると安心。折り畳み傘を持っていくと、お弁当を食べる時などに重宝します。
登山用品は高価なものが多いので、初心者は島内のレンタル屋を使うのが賢い選択です。山に詳しいスタッフがいろいろと雨対策を教えてくれるのも心強いです。
なお、大雨洪水警報が出た時は、安全のため登山バスも全て運休となります。


⇒達人コラム「屋久島トレッキングで縄文杉に会う」

【投稿日】2013年11月01日(金)【投稿者】たびらい編集部

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