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九州各地でミヤマキリシマが見頃!

【投稿日】2017年05月20日(土)| 鹿児島発

山肌がピンクに染まる光景は圧巻

くじゅう高原/大分県竹田市((公社)ツーリズムおおいた提供)

九州各地で5月から6月中旬にかけて、天然記念物に指定される「ミヤマキリシマ」が見頃をむかえる。ミヤマキリシマは、九州の高原に自生するツツジの一種で、約50センチ程の低木。花の色は、一般的な紫紅色から、桃色、薄紅色のものも見られる。満開になると、山肌がピンクのじゅうたんを広げたように染まり、その景色を一目見ようと、多くの観光客が訪れる。

ミヤマキリシマを見ることができる代表的な地域は、鹿児島県・宮崎県の県境に広がる霧島山系「高千穂」や「えびの高原」、大分県に位置し九州の屋根と言われる「くじゅう連山」や周辺の山々、長崎県の「雲仙」、熊本県の「阿蘇山一帯」などが有名だ。各所満開を迎える雄大な山肌の緑とミヤマキリシマのピンク色のコントラストを見に出かけたい。各スポットの開花状況の確認も忘れずに。

仁田峠と雲仙ツツジ(ミヤマキリシマ)/長崎県雲仙市

【開花時期】
5月上旬~6月中旬

【主な見所】
鹿児島県・宮崎県…高千穂、えびの高原、韓国岳山頂など
大分県…阿蘇くじゅう国立公園、万年山(はねやま)、鶴見岳(つるみだけ)など
熊本県…阿蘇山一帯(仙酔峡・高岳は平成28年熊本地震により入山不可)
長崎県…雲仙地獄、仁田峠、妙見岳・国見岳周辺など

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