旬のもの 塩トマト 全国一のトマト栽培面積を誇る熊本県。中でも、八代地域は土壌塩分濃度が高いことから、限られたハウスの中で特別栽培されたJA熊本うきオリジナルブランド「不知火塩トマト夢ロマン」がある。8度以上という高い糖度から、野菜というよりもフルーツを食べているような感覚で、フルーツトマトの元祖と言われている。味は一般のフルーツトマトとは全く異なり、歯ごたえもしっかりしている。 たけのこ 平成23年に全国第3位の生産量を誇った熊本県のたけのこは、主に八代地域や人吉・球磨地域で収穫される。中でも、県内で最も生産量の高い鹿北地域では、春になると季節限定の「たけんこ街道」を開催。参加各店舗が腕によりをかけた、たけのこ料理を味わえるイベントがある。 マダイ 「くまもと四季のさかな」のうち「春のさかな」であるマダイ。主に芦北~水俣地先で、吾智網、刺し網、一本釣り及び定置網等の方法で漁獲される。春と秋に旬を迎えるが、春は「桜鯛」と呼ばれ、産卵直前のメスよりオスがおいしいと言われている。身は歯ごたえのある白身で、他の魚に比べてクセが無く、鮮度がよい。春の桜鯛に対して、秋は「紅葉鯛」と呼ばれる。