牛深が発祥の“ハイヤ節”が、昭和41年(1966)の天草五橋開通記念祝賀行事の際に、道中踊りとして本渡(ほんど)で披露されたことが始まり。翌年からは7月下旬の土曜と日曜の2日間で、夏祭り行事の一つとして行われるようになった。現在では、天草の特産や食材を使った天草B級グルメの祭典や、道中総踊りの参加団体によるステージ踊りや生演奏などもある。祭りのクライマックスとなるフィナーレは、約2700人の踊り手と観客が一つとなる「道中総踊り」。天草の匂いと熱気、南風を感じながら、観客も一緒に踊って楽しむことができる。