IC・JCT情報
観光地への起点となる道東自動車道の主要なIC、JCTを紹介。走行距離や移動時間を目安に、旅のプランを立てよう。
占冠(しむかっぷ)IC
占冠村に2カ所あるICの一つ。道道1172号を経て国道237号に接続。富良野方面への道東道の最寄りのICで、国道237号を北上すれば富良野、美瑛方面へ通じる。占冠ICから国道237号経由で約50キロ、所要約1時間5分。
トマムIC
占冠村にあり、雲海テラスがある星野リゾートトマムへはこのICを利用する。
最寄りの観光地へのアクセス
・星野リゾートトマム・雲海テラスへ
トマム山麓に広がるリゾート地・星野リゾートトマムへは、トマムICから道道136号を経由して約6キロ、所要約7分。敷地内に雲海テラスがあり、5月中旬~10月の早朝にゴンドラでトマム山の山頂に上れば、貴重な気象現象の雲海が見られる。
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帯広(おびひろ)JCT
道東道と、帯広広尾自動車道の分岐。帯広広尾自動車道は、帯広市と広尾町方面を結ぶ一般国道の自動車専用道路で、2016年10月時点で忠類大樹ICまで供用中。帯広市内へは、帯広JCTの一つ先の芽室帯広ICを利用。とかち帯広空港へは、帯広JCTから帯広広尾自動車道幸福ICを経由して、約34キロ、所要約35分。
最寄りの観光地へのアクセス
・北海道ガーデン街道へ
北海道ガーデン街道は、旭川、富良野、十勝管内の8つの観光庭園を巡る約250キロの観光ルート。十勝管内には「真鍋庭園」「十勝ヒルズ」「紫竹ガーデン」「六花の森」「十勝千年の森」がある。最も南に位置する「六花の森」へは、帯広JCTから帯広広尾自動車道を経由して中札内ICで下りる。帯広JCTから「六花の森」まで約40キロ、所要約45分。各観光ガーデンへは、国道236号、国道38号、国道237号を北上する。
阿寒(あかん)IC
釧路市阿寒町にあり、2016年の3月12日に開通した。2016年10月現在で道東道の終点。阿寒町から国道240号を東へ進むと釧路市街に入り、さらに国道44号を東へ進むと根室へ至る。なお本別ICからは無料区間となっている。
最寄りの観光地へのアクセス
・釧路へ
日本最大の湿原・釧路湿原へは、阿寒ICから国道240号~国道38号を経由して釧路市内へ入り、道道53号または国道391号を北上する。阿寒ICから細岡展望台まで約50キロ、所要約1時間。釧路駅周辺までは約28キロ、所要約40分。釧路市内には北海道三大市場の一つの和商市場、釧路土産が集まる釧路フィッシャーマンズワーフMOOなどがある。
⇒釧路湿原を詳しく知る
⇒釧路湿原のシンボル・タンチョウを詳しく知る
・阿寒湖へ
国の天然記念物マリモが生息する阿寒湖へは、阿寒ICから国道240号を北へ約48キロ、所要約50分。湖畔には阿寒湖温泉街が広がり、アイヌ文化が体感できる阿寒湖アイヌコタンや阿寒湖アイヌシアターイコロなどがある。
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・摩周湖・屈斜路湖へ
霧に煙る神秘の湖・摩周湖へは、阿寒ICから国道240号を北へ走り、釧路市阿寒湖町から国道241号を東へ向かう。阿寒ICから摩周湖第一展望台まで約85キロ、所要約1時間30分。道内2番目の大きさの屈斜路湖へは、阿寒ICから国道240号、国道241号を経由し、弟子屈町から国道243号を北上。湖畔のコタン温泉まで約93キロ、所要約1時間40分。屈斜路湖の北東には道東屈指の規模の川湯温泉街がある。コタン温泉から国道243号をさらに北へ約20キロ走ると、屈斜路湖、摩周湖、斜里岳まで見渡せる美幌峠に着く。
⇒摩周湖を詳しく知る
⇒屈斜路湖を詳しく知る
・根室へ
本土最東端の地・納沙布岬がある根室へは、阿寒ICから国道240号、国道38号を経由し釧路市内から国道44号をさらに東へ走る。阿寒ICから納沙布岬まで約180キロ、所要約3期間30分~。根室駅周辺まで約156キロ、所要約3時間。
足寄(あしょろ)IC
足寄町と本別町にまたがり、2016年10月時点で道東道の北見方面の終点。国道242号に接続し、足寄町内から国道241号を東へ走れば、阿寒湖畔に通じ、さらに北東へ進むと、屈斜路湖や摩周湖へ通じる。
※2016年10月現在