旬のもの 知床開き/羅臼町 毎年6月の第3土曜・日曜日に開催されている恒例のイベント。約半世紀の歴史を持ち、知床の一年で最初に行われる、羅臼町最大の祭りだ。初日の前夜祭と翌日の本祭があり、郷土芸能や演舞、打ち上げ花火などで大いに盛り上がる。また、2日間にわたって羅臼町の海産物や飲食物などを販売する「魚の城下町 らうすコーナー」が設置され、海鮮をはじめとしたグルメも楽しめる。大きな鍋で作られる「知床千人鍋」も名物で、毎年人気。 さくらの滝/清里町 清里町にある景勝地「さくらの滝」では毎年6月~8月にかけて、サクラマスが滝を超えるためにジャンプする姿が見られる。サクラマスとは、渓流の女王といわれるヤマメと同じ魚。ヤマメが海に下り、大きく成長して再び産卵のために川に戻ってきたものをサクラマスと呼ぶ。日本では主に日本海側と北日本の河川に遡上が見られるが、さくらの滝ほど大きな段差をジャンプする場所は世界的にも珍しい。 ひがしもこと芝桜まつり/大空町 道東の大空(おおぞら)町にある「東藻琴(ひがしもこと)芝桜公園」にて開催される。例年5月上旬から6月上旬まで開催され、期間中は歌謡ステージ、連日に渡っての花火の打ち上げなどさまざまな行事が開催される。また、公園内には、ゴーカートやオートキャンプ場、つりぼり、食堂、温泉などの施設もあるので、子どもと一緒に楽しめる。