創業は昭和8年(1933)。名物・鳥の丸焼きはジューシーで、冷めてもうまい

「あららぎ乃茶屋」の創業は昭和8年(1933)。一度に20羽を焼ける大きな窯で、4時間かけてじっくりと焼き上げられる「鳥の丸焼き」が名物で、鶏肉には「ハーブ鶏」を使用。味付けはシンプルに塩のみで、とにかく鶏のそのもののうま味を堪能できるメニューとなっている。
適度な脂分とやわらかな肉質、そして冷めてもおいしいということが、県内外に長いファンを持つ理由だ。また、鶏には切れ目が入っており、取り分けるのも簡単。
また、青竹の筒に日本酒を入れて直火で温める「かっぽ酒」もおすすめで、竹の香が酒と混じり合った独特の風味が味わえる。店舗は高千穂峡に位置しており、目と鼻の先に緑と五ヶ瀬川が織り成す雄大な景観を楽しめる。