推定200トン。荒神鬼八が投げた岩

高千穂郷一帯を荒らしていた荒神・鬼八(きはち)が、高千穂神社の御祭神・ミケイリノミコトに向かって力自慢をした際に投げたと伝わるのが、この「鬼八の力石」だ。重さは推定200トン。
その後、退治されては復活を繰り返す鬼八だったが、最後はミケイリノミコトによって首・胴・手足の三つに切り裂かれ、町内の三つの塚に埋葬された。現在でも「鬼八塚」として巡ることができる。
また、この鬼八の力石の近くには、ハートの形をした石がある。水位によっては隠れることもあるので、宝探し気分で見つけてみよう。
※平成28年(2016)4月の熊本地震の影響により、平成28年度は遊歩道は閉鎖の方針。真名井の滝は見られるが、その先へは行くことができないことがあるので注意が必要。