イザナギとイザナミの婚礼の地とも伝わる

「おのころ池」の中心あたりには、イザナギノミコトとイザナミノミコトが生み出したとされる「おのころ島」がある。これはイザナギノミコトとイザナミノミコトが持つ「天沼矛(あめのぬぼこ)」の先から落ちたしずくが、固まってできたと伝えられる島だ。ここで2神が結婚式を行ったともいわれる。
また、ここはかつて神社があった場所でもあり、鵜の鳥はこの神社に仕える神聖な鳥とされていた。現在でも高千穂神社の春祭では、御神幸みこしが池を3周し、みそぎを行う。
※平成28年(2016)4月の熊本地震の影響により、平成28年度は遊歩道は閉鎖の方針。真名井の滝は見られるが、その先へは行くことができないことがあるので注意が必要。