景行天皇も見惚れたという伝説の美しい海岸

「古事記」や「日本書紀」に登場する景行天皇が九州遠征を行った際、その美しい海岸線が目に留まり、しばし御輿を駐めて見入られたという伝説を持つ有明海の海岸。有明海は干満の差が日本一といわれ、潮が引いた御輿来海岸の砂地には、風と波による優美な曲線の砂紋(砂干潟)が現れます。神秘的なその砂地の表情は、景行天皇のみならず、多くの観光客の心をとらえます。とりわけ展望スポット「干潟景勝の地」からの眺めは格別。干潮と夕陽が重なる光景は、一年を通して数十日程度しか現れません。プロ・アマ問わず全国のカメラマンがこの風景を狙いに訪れます。近くには、道の駅宇土マリーナもあるので、海沿いドライブの休憩がてら、しばし足を止め、じっくりその景色を楽しんでみてはいかが。
【住所】
熊本県宇土市下網田町
【電話番号(問い合わせ)】
0964-22-1111(熊本県宇土市商工観光課)
【交通】
三角線JR網田駅から徒歩約15分
【駐車場】
あり
⇒達人コラム「三角西港で不思議発見。世界遺産登録が決定」