1. 屋久島登山のルール&マナー

屋久島登山のルール&マナー

【投稿日】2013年11月01日(金)| 鹿児島発

登る前に必ずチェックを

屋久島登山道の休憩スペース

・登山道は登りが優先
下る人が道をあけ、登る人を優先させます。場所によってはすれ違いが難しい所もあるので、お互いに声をかけ合うとスムーズに歩けます。すれ違いざまにとる“ありがとう”や“こんにちは”などのコミュニケーションも楽しみの一つです。

・野生動物に餌を与えない
登山道にヤクシカやヤクザルが出てきます。人間が餌をやると野生動物にも悪影響が出て、猿は人間を襲うようになるので、決して餌を与えないようにしてください。

・登山道を外れない(苔を踏まない)
登山道の脇の苔は、人が踏むとすぐにはがれ、再生するまでに時間がかかります。自然景観を壊さないため、美しい登山道を守るために、決められた道を歩いてください。

・ストックの先端にゴムキャップを付ける
場所によっては木の根が露出した場所を歩きます。できるだけ根を避けて歩きたいところですが、やむを得ない場所もあります。ストックの先端が尖っていると、生きている木の根にダメージを与えたり、木道の劣化が進んだりしてしまうので、ストックの先端にゴムキャップを付けて、登山道に優しく歩きましょう。

・縄文杉の展望デッキなどビューポイントでの食事は慎む
一般的な登山では「頂上でのお弁当が楽しみ」という人もいますが、縄文杉の展望デッキはそれほど広くありません。次から次へ人がやってくるので、邪魔になってしまいます。お弁当は広い場所を見つけて食べましょう。登山道途中には、休憩するためのデッキスペースが作られています。


⇒達人コラム「屋久島トレッキングで縄文杉に会う」

【投稿日】2013年11月01日(金)【投稿者】たびらい編集部

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