北海道発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
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達人指南
現地の達人が旅行の楽しみ方を伝える観光コラムです。人気の観光地から知る人ぞ知る穴場まで、達人だからこそ分かる一歩踏み込んだ“通”な情報を紹介しています。
北海道の広い大地にきらきらと「ひまわり」の黄色が輝く風景。 「ひまわり」と一緒に北海道の夏を楽しみませんか?
北海道の夏はまさに観光のトップシーズン。グルメ、ショッピング、温泉、楽しいことはたくさんあるけれど、夏だから会える「感動」を見つけに行くのも旅の醍醐味。その一つとしておすすめなのが北海道の各地でみられる「ひまわり畑」。北海道の夏といえば「ラベンダー」と答える人も少なくないだろうが目の前にあふれんばかりに広がる黄色いじゅうたんを見たときあなたも一瞬で北海道の「ひまわり」の虜になってしまうでしょう・・・。⇒北海道の自然を楽しむアクティビティを最安値で探す⇒お得な日帰りバスツアーを最安値で探す北海道ローカル案内役が厳選おすすめホテル特集
[たびらいセレクション]
(さこう つとむ) 佐光 勉
夏の象徴的な花「ひまわり」。一般的には、その形状から「太陽の花」と呼ばれている。原産国は中央・北アメリカ。畑一面の咲くひまわりを見ると何かしら異国に来た感覚を受ける人もいるのではないだろうか。 今や、観光地の一つとしても有名になった北海道のひまわり畑。実は、もともと観賞用ではなかった。北海道では、ひまわりは、ジャガイモや麦や豆などの畑で採れる作物の肥料用に植えられたのが最初と言われている。また、不飽和脂肪酸の含有量が高い健康食用油である「ひまわり油」の原料としても植えられていたようだ。 その「ひまわり」を観光にいち早くつなげたのが「北竜町」である。1979年ヨーロッパ視察に参加した農協職員がユーゴスラビアのベルグラード空港に降り立つとき一面に広がるひまわり畑の中に飛行機が着陸することに感動し、どうにか北竜町にもひまわりを、と思い立った。そこから、試行錯誤を重ね、10年の歳月を経て北竜町の「ひまわりの里」が開園。現在23.13ヘクタール(東京ドーム約5個分)、130万本のひまわりが咲く有数のひまわり畑になった。 いまでは、北竜町のほか北海道のいたるところで広大なひまわりの畑が開園しているのでぜひ、各地へ足を運んでみてほしい。
広大な大地にどこまでもひろがる「ひまわり畑」が最大の魅力の北海道。「北竜町ひまわりの里」は23.1ヘクタール、「網走市大曲湖畔園地」のひまわり畑は18ヘクタールと東京ドーム4~5個分という北海道ならではの広さ。 さらに、映画「星守る犬」のロケ地である名寄市では、ひまわり油のため各農家がひまわりを育てているので総本数約500万本のひまわりが順次に咲き、市全体では「日本一」の作付面積を誇っている。ただ、その広大さ所以にアクセスが若干不便なのは事実。レンタカーなどをつかってドライブを楽しみながら各地のひまわりを楽しむのがおすすめだ。お目当てのひまわり畑へドライブをしながら新鮮野菜の販売所や道の駅、日帰り温泉などへ足を運んでみるのもよいだろう。 また、「ひまわり」と言えば、夏のほんの数週間が見ごろと思われがち。実際、ひまわりの鑑賞期間は、たったの2週間。しかし、大空町「朝日が丘公園」のひまわり畑などは、種をまくタイミングを変えて7月下旬~9月中旬、10月上旬~中旬にかけて見ごろを楽しめるようにしている。 旅をしたい時にどの地域のどのひまわりが見ごろかをチェックして旅先を決められる。広い大地を持つ北海道の魅力の一つと言えるだろう。
ひまわり畑で、まず、息をのむばかりの広大なひまわりを目に焼き付けた後は、ひまわり畑を「レンタサイクル」で散策がおすすめ。 北竜町「ひまわりの里」やなよろ「智恵文ひまわり畑」など観光ひまわり畑には、レンタサイクルの貸出がある。色は、やっぱりひまわり色。黄色のレンタサイクルでひまわりと一緒にさわやかな北海道の夏の風を感じられる。もっと体を動かしたい人には北海道のポピュラーなスポーツ「パークゴルフ」で一汗流すのはどうだろうか。1コースおよそ30分程度で回れるので初心者でも安心。用具も貸し出しを行っているところが多数あり気軽に楽しめるスポーツだ。北竜町ではひまわり畑をバックに楽しむこともできる。 また、ひまわり畑を中心に各地で催されるイベントに参加してみるのも楽しい。 9月のひまわりのライトアップと同時期に網走市「てんとらんど大収穫祭」、北竜町「ひまわりまつり」などひまわり開花時期はイベントが目白押し。夏の北海道は、トウモロコシ、メロン、スイカ、の農作物やウニなどの海産物が一番おいしい季節。イベントで新鮮な農産物や海産物などで腹ごしらえをしてから、お土産用のひまわりグッズなどを探索するのも面白い。
思い出は、記憶の中に…とは言うものの今しか楽しめないいひまわり畑を前に写真を撮らない手はない。ぜひ、ひまわりの花の黄色と葉の緑に映える服装で出かけてほしい。 まずは、地名入りの看板の前で一枚。その後は、展望台に登ってひまわり畑全体を撮影してみよう。きっとその広大さが写真に残るだろう。ひまわり畑に入ることができる場合は、かくれんぼする気分でひまわりと並んで写真を撮るもの思い出の一枚となること請け合いだ。ひまわり一輪をアップの撮影もおすすめ。カメラをマクロモードにして接写するとプロ級の写真の出来上がりだ。蜜を集めに来たミツバチも一緒にフレームインしてくるかもしれない。ただ、虫も多いので虫よけスプレーはぜひ携帯をしてほしい。 そしてなにより、ぜひ地元の人たちとの暖かい交流の時間と、北海道のひまわりを思い出に刻んでもらいたい。北海道の広大なひまわり畑は、実は地元の多数の人たちの協力と努力で美しい花を咲かせている。 北竜町では多数の地元ボランティアがひまわりの育て、世話をし、観光シーズンに入ると「ひまわり茶」を訪れる人にふるまって歓迎している。その笑顔は、ひまわりに匹敵する「癒し」になるだろう。観光を楽しむならホテル選びも重要!ホテル・宿を見つけて、旅行に行こう!
北海道ならではの広大なスケールを楽しめるひまわり畑を選びました。
見るだけではないひまわり!ひまわりに関連したおいしいグルメのご紹介です。
有名な観光地のひまわり畑とは、一味違うひまわり畑です。
住所:北竜町字板谷143番地の2電話:0164-34-2111 駐車場:無料
《一般国道》国道275号線で約100キロ(約2時間)、国道12号線では、滝川市から国道275号線へ入り(約2時間20分)《高速道路》道央自動車道深川JTCから高規格道路深川留萌自動車道へ入り沼田ICから国道275号線を滝川方面へ(約80分)
《一般国道》国道12号線で、深川から国道233号線に入り国道275号線を滝川方面へ(約1時間10分)《高速道路》道央自動車道深川JTCから高規格道路深川留萌自動車道へ入り沼田ICから国道275号線を滝川方面へ(約40分)
国道38号線で、滝川から国道275号線に入り約80キロ約2時間(但し、富良野付近は渋滞するので30分ほど加算する)
住所:北海道名寄市字智恵文電話:01654-3-2111(名寄市産業振興課) 駐車場:無料
JR名寄駅からサンピラーパーク会場へは車約15分、更正会場へは車約20~25分
旭川・士別方面から、名寄市の中心部を越えて、道路の案内標識に従って美深町へ向かって更に15キロほど走ります。智恵文東雲会場・智恵文更正会場は、名寄市と美深町のそれぞれの中心部から中間ほどの場所にあります。サンピラーパーク会場は道立サンピラーパーク内になります。
太陽を味方に・・・
太陽に照らされて刻々と表情を変えて耀くひまわり畑。一歩踏み入れると、旅の疲れが一気に吹っ飛ぶ気がする。「北竜町」は太陽を味方にした街。 太陽と地元の人々の愛情をいっぱいに受けて、すくすくと伸びた北竜町の「ひまわり」とそしてそれをはぐくむ人々は、いつでも訪れる人に「元気」をお裾分けしてくれる。「ひまわり」と人とが作り上げた「パワースポット」。
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