
熊本地震や大雨の被害を受けた国指定重要文化財・通潤橋(山都町)の放水が、4月19日(日)に再開します。放水再開は2016年4月以来、4年ぶりとなります。
通潤橋は、熊本地震で橋上部の石管をつなぐしっくいなどが損傷。2018年中の復旧工事完了を目指していましたが、同年5月の大雨で石垣の一部が崩落しました。2019年5月から、橋上部の通水管を取り外して石垣を積み直す復旧工事を実施しており、2020年4月より放水を再開する予定です。
4月19日(日)には復興記念式典とイベントを開催し、正午ごろと午後の2回、放水を計画中です。2020年の放水日は土日と祝日を中心に計105日を予定しており、放水は1日1回、13時から約15分間です。大型連休の4月25日(土)~5月6日(水)は連日放水します。
なお、5月7日(木)~7月中旬は農地に水を供給するため放水せず、また12月~2021年3月も凍結防止のため放水しません。また、橋の通行については、安全策を講じるまで当面禁止となります。