
福岡・柳川市特産のあまおうといちじくの果汁を使った炭酸飲料のサイダーが開発され、2月から販売が始まっています。
柳川市のご当地サイダーとして開発されたのは「さげもんサイダー」で、柳川市やJA柳川などでつくる柳川農産物特産品づくり推進協議会が商品化。色つきや形が出荷の規格を外れたあまおうといちじくの果汁を使用していることが特徴です。
1月にはJA関係者が柳川市役所を訪れ、地元の伝統のひな飾りとして知られている「さげもん」をサイダーの名前にしたことを報告。柳川市は県内有数のあまおうの産地として知られており、試飲した金子健次市長は「いちごの甘い風味がして絶品ですね」と話していました。
JAでは年間で1万2000本の製造を計画しており、2月から、柳川市内の観光施設をはじめ福岡市の商業施設などで販売されています。JA柳川の新谷一廣専務は「上品でおいしさあふれる飲み物に仕上がったので、多くの人に飲んでほしい」と話していました。