
福岡タワーが開業30周年で初の全面リニューアルを行い、2月1日(金)に再開場しました。「福岡の空を楽しみ、景色で遊ぶ」をコンセプトに、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の技術を駆使。幅広い世代に「天空の世界」を堪能してもらおうという工夫が凝らされています。
多彩な光景を360度の大パノラマで味わえる福岡タワー。高さ123メートルの展望フロアに据えられたVR双眼鏡では、取っ手のボタンを押すとドローンで撮影したその場所の上空に画面が切り替わり、まるで空中遊泳している気分に。昼間に訪れた人が夜景も味わえるよう、窓から見える24時間の景色を4分間にまとめて映し出すモニターも用意されています。
窓辺には、UFOが急接近してきたり、ヤフオクドームからの場外ホームラン弾が窓を割ったりと、現実の風景に映像を重ねるARを用いた演出が取り入れられています。
このほか、福岡タワーは「恋人の聖地」として人気があるため、手をつないでハート形の仕掛けに手を触れると、赤く輝いて雰囲気を盛り上げる演出も施されています。