福岡発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
更新:2018年11月9日
福岡タワーや福岡ヤフオク!ドーム、福岡市博物館など福岡を代表する施設が集まる観光スポット、シーサイドももちエリア。季節によって表情が変わる福岡タワーは、ファミリーはもちろん、友人同士やカップルで1日満喫できるコンテンツがいっぱい。福岡を訪れるならまずはココ!福岡タワーと周辺エリアの楽しみ方を紹介します。
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ローカル案内役 藤田 秀樹(たびらい編集部)
福岡県出身。九州内の食べ歩きスポットを探し続ける編集スタッフ。カメラ片手に友人・知人を巻き込んで観光スポットにも出没。
福岡市営地下鉄空港線の西新駅1番出口から徒歩で約20分の距離にある「福岡タワー」。福岡高さ234メートルの「福岡タワー」は、ブリタニカ国際大百科事典日本語版にも登場する日本一の海浜タワーです。1989年に福岡市制100周年を記念して開催された「アジア太平洋博覧会(よかトピア)」のモニュメントとして建てられましたが、正三角形の個性的な外観は印象的で、今では観光客に福岡のシンボルとして親しまれています。 84メートルの高さのアンテナ部分は、テレビ放送やFM放送などの放送アンテナ、パラボラや消防カメラなどを搭載。2002年からは外国語放送局のFM放送が、2006年からはデジタルテレビ放送が開始されるなど、情報拠点としての大事な役割を担っており、福岡県内のすべての放送局の送信所となっています。ロビーから見上げると、108メートルの吹き抜けが開放的。外の景色を見ながら、約70秒で一気に展望室へ直行するスケルトンのエレベーターも来館者に好評です。 地上123メートルの展望室は、絶好のビューポイント。展望台で楽しめる360度の大パノラマは圧巻です。福岡ヤフオク!ドームはもちろん、能古島や志賀島、博多湾を一望できる景色は時間を忘れてしまいそうです。 また、福岡タワーは福岡市で初めて“恋人の聖地”に認定されたデートスポットでもあります。展望室には、誓いのフェンスにハート型の南京錠「愛鍵」をロックするとそのふたりは永遠に結ばれるという伝説を持つ「愛の鍵伝説」や、ふたりで手をつないでスイッチに触れるとライトが点灯して愛の鐘が鳴る「ハート型フラワーアーチ」があります。 さらに、“愛”や“LOVE”など世界の愛の言葉が刻まれた「100ラブワード」の柱、絶景をふたり占めできる「恋人たちのベンチ」、好きな人が住む方角を向いて祈ると恋が実るという噂のある「恋の方位盤」など、展望室の各所ではロマンティックな仕掛けが充実しています。
春は桜、夏は天の川、秋はお月見、冬はクリスマス…。これ全部、福岡タワーで満喫できます。イルミネーションスポットとしても知られている福岡タワーでは、季節に合わせた期間限定のライトアップを展開しています。四季折々のイルミネーションが灯る福岡タワーのきらびやかな明かりを見ながら、花見や月見などの季節を感じるのもいいですよ。 そのほか、記念日やアーティストとのコラボレーションなど、特別なライトアップがある日も。ホームページをチェックして、貴重なライトアップを見逃さないように。 希望日と時間を指定すると、福岡タワーの上部に特大ハートが点灯する1日限定1組の「LOVEイルミネーション」もあります。映画のようなプロポーズも…夢じゃない!? 毎年春と秋には名物イベント「超ウルトラ階段のぼり大会」が開催されています。その日は、福岡タワーの577段の非常階段を特別開放。地上123メートルの最上階展望室まで、階段を登る、体力勝負なイベントです。毎年、幅広い世代の参加者が自分のペースで参加しているとのこと。 しかも、10分~15分で展望室まで登ることができるそうです。参加料は高校生以上500円、小・中学生・65歳以上300円、4歳児以上100円。参加者全員にオリジナル缶バッジとドリンクサービスがあるうれしい参加特典も。登り切ったときの爽快感はクセになりそう。 地上120メートルの4階にあるスカイラウンジ「ルフージュ」は、昼はカフェ、夜はバーとして楽しめます。メニューは、博多名物の明太子を使った「博多明太子スパゲッティー」(800円)、「ナポリタンスパゲッティー」(780円)、「たまごたっぷりカルボナーラ」(900円)、「ビーフカレー」(820円)などをラインアップ。コーヒー(400円)や「カフェラテ」(450円)などのほか、「生ビール」(600円)や「グラスワイン」(赤・白書く600円)などのアルコールも用意。季節限定のスイーツなども。夜は、夜景を見ながらゆったりと食事が楽しめるコース料理(3,000円~)も楽しめます。 1階には福岡タワー限定グッズなどを集めたお土産ショップ「博多土産品処 博多傳や」では、福岡タワーのマスコットキャラクター・フータくんをモチーフにした商品などをそろえ ています。 館内は、「Fukuoka City Wi-Fi」の無料スポットですので、イベント情報や気になるスポットを調べる際に活用できます。 早良区の魅力的な情報やおすすめ情報を発信している「こちら区民情報局よかとこ情報探検隊」のサイトにも詳しい情報が掲載されていますので、参考にしてみてくださいね。
長寿の人気漫画「サザエさん」。幼少期を福岡で過ごしたという作者の長谷川町子氏が福岡市の百道の海岸を散歩していたときに同作を発案したことから、2012年5月27日に福岡市早良区の脇山口交差点からシーサイドももち海浜公園入口までの約16キロの通りが「サザエさん通り」と名付けられました。 サザエさん通りの中間地点にある「磯野広場」には、サザエさん発案の地記念碑が立てられています。通りには、サザエさんをはじめ、カツオくんやワカメちゃん、タラちゃんなどのキャラクターをモチーフにした像を設けた案内サインがあり、通りを歩くのが楽しくなります。案内サインのデザインも複数あり、探して記念撮影するのもおすすめです。 福岡市博物館は、「FUKUOKA アジアに生きた都市と人びと」をテーマに、国宝である金印「漢委奴国王」をはじめとする福岡の歴史と人々の暮らしを紹介する常設展示のほか、幅広い世代に訴求するさまざまな企画展示などを開催しています。アジアや九州の楽器や衣服などを体験できる体験学習室「みたいけんラボ」も好評です。 常設展示されている国宝の金印は、1辺2.3センチ、重さ108グラムほどですが、特別ケース内にある本物の金印を間近で鑑賞できることから、年間で十数万人が来館しています。 焼きたて石窯パンの食べ放題が評判の「グランドマスターズカフェ百道店」や、イタリアンレストラン「マンマ・ミーア」、落ち着けるカフェ「コメダ珈琲店福岡ももち店」、とんこつラーメンが人気の「暖暮西新店」など博多グルメをランチにおいただけるおすすめのカフェやレストラン、人気ホテルなどが集まる百道エリアも人気の観光ポイントです。
福岡タワー 【住所】福岡市早良区百道浜2丁目3番26号 【問い合わせ(TEL)】092-823-0234 【営業時間】9時30分~22時(最終入館は21時30分まで) 【展望料金】大人(高校生以上)=800円、高齢者(65歳以上)=500円、中人(小・中学生)=500円、小人(4歳以上)=200円
車で(レンタカーで)
九州自動車道 福岡ICから福岡都市高速道路を約15分、大宰府ICから福岡都市高速道路を約20分。
バスで
西鉄バス「博多バスターミナル」から「福岡タワー南口」まで約25分(都市高速利用)。
電車で
福岡市営地下鉄「博多駅」から「西新駅」まで約20分。その後、乗り換えて西鉄バス「西新パレス前」から「福岡タワー南口」まで約9分。「西新駅」から歩く場合は約20分。
駐車場はありますか?
第一駐車場と第二駐車場があり、最大87台駐車できます。福岡タワーの展望室に入場した場合、もしくは館内で1000円以上の買い物をした場合は2時間まで無料。
タワーの見学所要時間は?
約30分~40分。当日の込み具合により異なります。
喫煙場所はありますか?
展望室含めて全館禁煙です。北側・南側の入口付近に喫煙コーナーをご利用ください。
展望室にトイレはありますか?
展望室にはトイレがないので、入場前に1階のエントランスホールのトイレを利用してください。また、福岡タワーは全館バリアフリーです。車いす用のトイレを完備し、展望室へも車いすに乗ったまま移動することができます。
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