
熊本地震で被災し、部分運行が続く南阿蘇鉄道の駅ホームや南阿蘇の観光施設に、座ると自然に体が寄り添う「ラブチェアー」が設置されます。
南阿蘇村の有志で結成された「ラブチェアー実行委員会」が、JR四国の取り組みを参考に、地域づくり支援事業の補助金を活用して企画。ラブチェアーは、座る部分が中央に向かって傾斜していて、二人が座ると自然に体がくっつく構造になっています。

11月17日(土)に同村内の道の駅「あそ望の郷くぎの」で開かれたイベント「スターライトイルミネーション」で、来場者と一緒に制作が行われました。
材料には地元産のヒノキが使われており、取り付けられたQRコードを読み取ると、設置施設のサイトが閲覧できます。昨年11月に同道の駅に1脚設置しましたが、復興のシンボルにしようと、さらに12脚制作することに。
地元住民の思いがこめられたラブチェアー、大切な人と座りに出かけませんか?
愛の力で復興を!