
豪快な放水で知られる国指定重要文化財「通潤橋(つうじゅんきょう)」でライトアップが11月11日(日)まで開催中です。
ライトアップは熊本市出身の空間演出デザイナー仁木洋子さんが監修。山都町の紅葉や新緑などの四季をイメージした演出になっています。赤や青、緑など色鮮やかなライトが橋を照らし、水面に映るロマンチックな光景を見ることができます。

10月13日(土)に開催されたオープニングセレモニーでは、同町出身で、山都町ふるさと応援大使の伴都美子さんが所属する男女2人組ユニット「Do As Infinity」によるライブも行われました。

通潤橋は全長約76メートル、高さ約20メートルの石造りで、江戸時代後期の嘉永7年(1854年)、水不足にあえぐ民衆を救うために建てられました。2016年4月の熊本地震で漏水し、2018年の年内中に修理完了を目指していましたが、5月の豪雨で石垣の一部が崩落。復旧のめどは立っていません。
ライトアップは11月11日(日)まで、日没から午後10時まで実施されます。