
「装飾古墳」の専門館である熊本県立装飾古墳館で、七夕の夜、一夜限定で夜の装飾古墳館のナイトミュージアムが開催されます。
館内には普段見ることのできない装飾古墳の内部を忠実に再現・展示。装飾古墳とは、石棺や石室、あるいは横穴墓の内側や外側に彫刻や線刻、彩色により文様や絵画などの装飾を促したもので、全国に約700基ある中で、熊本県内には約200基があります。より装飾古墳について知ってもらえるようにと、ナイトミュージアムでは学芸員による解説も。ミニコンサートも行われ、いつもとは違う夜の装飾古墳室が楽しめますよ。
また、開館時間がこの日のみ20時まで延長され、たそがれ時から夜、星空の下、建築家「安藤忠雄」氏設計の古墳館が幻想的に浮かび上がるのも必見です。申し込みは不要なので、家族や仲間と古代に想いを馳せてみるのもいいですね。