
平成29年4月20日に阿蘇市波野にある荻神社では歴史ある「中江岩戸神楽」の奉納が行われる。
波野地区は全国有数の神楽の里として知られ、「中江岩戸神楽」は江戸時代中頃に大分県から波野、中江地区に伝わった神楽が原型とされている。そうして地域の人々により保存・継承され、現在に至るまで荻岳にある荻神社(かつては山頂にあった)に奉納され続けている。また、現在では祭典、大衆娯楽として広く知られており、国選択無形民俗文化財・県重要無形民俗文化財に指定された。
「中江岩戸神楽」は、「古事記」や「日本書紀」に登場する「天の岩戸」をモチーフに、宮中で演じられてきた宮神楽、民間で演じられてきた里神楽や久米舞を取り入れ、全三十三座(神楽は~座で数える)で構成されている。
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