
平成28年(2016)10月9日(日)、K-1グランプリを3度制覇し“20世紀最強のキックボクサー”の異名を持つ、ピーター・アーツが、避難生活を送る熊本地震の被災者を励ましたいと益城町総合体育館を訪問し、豚丼をアレンジした「アーツ丼」を無料でふるまう。
ピーター・アーツは2015年の引退後、日本でキックボクシングのアマチュア大会「PETER AERTS SPIRIT」を開催。青少年育成にも力を入れ、国内外を精力的に飛び回っている。多忙なスケジュールの中、福岡県太宰府市で来年開かれる大会の準備で九州入りすることに合わせ、被災地入りを決めた。
益城町総合体育館は、現役時代に大会が開かれた親しみがある場所。熊本地方でマグニチュード6.4の地震が発生した2日後には、ビデオレターで「今朝起きた時、悪い知らせを聞きました。日本の南部、熊本で大きな地震が起こりました。状況が早く良くなることを祈っています。亡くなった方々、傷付いた方々がたくさんいます。皆様ご無事でありますように。状況が早く良くなりますように、祈っています。(日本語で)ガンバッテ、熊本!」と被災者にメッセージを送っている。
アーツ丼は200食を準備。12時から14時まで、自らの手で被災者に手渡し、言葉を掛ける。