
熊本地震で、約3000食をまかなっていた学校給食センターが被災した熊本県益城町。小中学生に給食が提供できない状況に陥り、代わりに業者の弁当を出しているが、単価が通常の給食費より高額で不足分は町費やNGO団体が負担している。
被災地の復興支援として、売上金の一部を給食費に充てる炭酸飲料水「益城復興サイダー」「益城復興炭酸水」を発売した。西日本を中心に他のスーパーやコンビニでも販売しており、売り上げの一部を同町に寄付し、給食代わりに提供する弁当費用に充てる。
県議の発案から商品化され、熊本県益城町などでスーパーマーケットを経営するシーズユー(熊本市東区)が発売。「スーパーよかもんね!ましき店」の担当者は「益城町の子どもたちの未来のために、ぜひ協力をお願いします」と呼び掛けている。
ラベルは5種類あり、町内の小学1、2年生が父母の絵を描いた。大分県玖珠町の飲料メーカーが製造し、100万本の出荷を見込んでいる。