歴史に見る地震の爪あとと復興を目指す人々の歩み

平成29年(2017)4月14日(金)~5月21日(日)、熊本城二の丸広場に隣接する熊本県立美術館“細川コレクション展示室”で「震災と復興のメモリー@熊本」が開催されている。
震災から1年、復興へ向け歩み続けている熊本。この機会に震災の歴史に向き合おうと永青文庫所蔵の古文書や絵図に加え、各地に伝来した震災記録、古写真などを展示。熊本の震災史を振り返るとともに、震災に遭いながらも復興を目指した人々の歩みにも目を向けている。

熊本県立美術館は熊本城の二の丸公園一角に位置する総合美術館。展示が行われている“細川コレクション展示室”は平成20年(2008)に新設された常設展示室の名称で、東京の公益財団法人永青文庫が所蔵する細川家に伝わる文化財や様々な美術工芸品などが鑑賞でき、年に約4回程度、常設展示と特集展示をあわせた「細川コレクション展」を開催している。