1. 植木温泉の“いま”を、現地から紹介する

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植木温泉の“いま”を、現地から紹介する

【投稿日】2016年06月06日(月)| 熊本発

九州の元気を、現地から紹介する

植木温泉の中心部を流れる合志川

田園地帯に囲まれた「植木温泉」は、中心部を合志川(こうしがわ)が流れるのどかな温泉地。現地を訪れると、いつもと変わらぬ穏やかで雄大な景色が広がっている。熊本市内から1時間の圏内ではあるが、大きな被害は出ておらず、旅館も通常営業を続けている。

震災後は、被災者や復興関係者を受け入れに追われていたが、現在は状況も落ち着いている。各温泉宿では一般客の予約を受け付けているが、動きは鈍いという。「旅館 大月苑 離れ ふるさと」の女将さんに話を聞くと、「復興関係者の出入りが減り、客足がぱたりとなくなってしまった。いつお客さんが戻ってきてくれるのか、先が見えずに不安」と嘆いていた。

変わらぬ泉質の良さが、植木温泉の最大の魅力だ

植木温泉の魅力といえば、何といってもその泉質の良さだ。一軒一軒が自家源泉を持っており、それぞれに泉質が少しずつ異なる。弱アルカリ性の湯はぬるぬるとした肌触りで、柔らかく肌になじみ、湯上がりも肌がしっとりする。「植木温泉の自慢は温泉。温泉に漬かって心も体も癒やされてほしい」(「旅館 大月苑 離れ ふるさと」の女将さん)

いつお客さんが来てもいいようにと、浴槽にはたっぷりの湯が注がれ、現在も客人が来るのを待っている。福岡からでも1時間弱で行ける立地の良さで、大半の宿が日帰り入浴や昼休憩も受け付けている。ぶらりと気軽に訪れるのにも、おすすめの温泉地だ。

【住所】
植木温泉
熊本県熊本市北区植木町米塚

【交通アクセス】
・九州自動車道の植木インターチェンジから車で約5分

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