1. 山鹿温泉の“いま”を現地から紹介

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山鹿温泉の“いま”を現地から紹介

【投稿日】2016年05月21日(土)| 熊本発

九州の元気を、現地から紹介する

八千代座前の通りも、現在はこの通り静か……

九州の現地記者が5月19日、熊本と福岡の県境にある「山鹿温泉」を訪れた。

国指定の重要文化財である芝居小屋「八千代座」に、現代に蘇った日帰り温泉「さくら湯」、古民家カフェなど、情緒たっぷりな街並みが魅力の山鹿温泉。自由気ままな散策や、雰囲気のいいカフェでの一休みなどが楽しめる温泉街だが、今は観光客の姿はちらほら見られる程度。

山鹿には今回の地震で大きな被害は出ていない。しかし、熊本市内から近いということもあり、現在は復興関係者の拠点として利用されていることも多い。

「復興支援には全面的に協力していきます。ただ、観光の方々にも利用してもらえるよう、一般の方の受け入れも行っています。福岡との県境にある山鹿は、幸い大きな被害も出ていないので」と話すのは、「山鹿ニューグランドホテル」の吉川社長だ。「八千代座や飲食店も通常通り営業を行っています。町が日常を取り戻すには、観光客が戻ってきてくれるのが一番なんです」

山鹿温泉の代名詞「さくら湯」も通常営業中だ

山鹿の観光名所である「八千代座」でも、今後の公演に関しては予定通り行われるという。八千代座の使用や見学にも支障はない。豊前街道沿いの店も、軒並み営業をしている。

山鹿温泉の代名詞ともいえる「さくら湯」の水汲み場に、いつもの水を汲みに来ていた地元の人は、「この水で炊くご飯が一番おいしい」と言っていた。普段の生活を徐々に取り戻しつつあるこの町も、観光客の“帰り”を心待ちにしている。

【住所】
山鹿温泉
熊本県山鹿市

【交通アクセス】
福岡市内から
・九州自動車道「菊水インターチェンジ」から県道16号経由で約1時間10分


⇒達人コラム「山鹿温泉の魅力を訪ねて」

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