宮崎旅行 11月のおすすめ情報

旬のもの

京芋

日本一大きい芋で、里芋なのに円筒形をしている。粉質で身がしまっており、煮くずれせず、皮をむきやすいのが特徴で、煮物やおでんに最適。主成分のほとんどがデンプンで消化しやすく、ぬめり成分が胃腸の働きを助け、胃腸の粘膜を丈夫にするので胃壁を守る作用もある。京芋は、収穫後の畑に溝を掘って1本ずつ逆さまにして並べて土をかぶせ、15日以上貯蔵し追熟させるという独特の作業により完成する。地上に頭を出している姿がタケノコに似ている事から、タケノコ芋とも呼ばれていた。

千切り大根

大根は年中売られているが、おいしい千切り大根は乾いた寒風の中で天気が良い日に干す必要がある。安くて保存しやすく、調理も簡単なのが売り。無添加、無着色の自然食品で、カルシウム、ビタミンB、C、Dを多く含み、食物繊維も豊富に含まれており、手軽な栄養食品と言える。明治後期ごろから生産されており、100年ほどの歴史がある。きんぴら、サラダ、寿司、炊き込みご飯などさまざまな料理に合わせられる主婦の味方だ。千切り大根以外にも、宮崎では浅漬けや、いかの足のように縦に切れ目を入れたものを干して食べるのが一般的。

高鍋の天然牡蠣

高鍋の名産である天然牡蠣は、小ぶりだがぷりぷりとした食感と濃厚な味わいが魅力。きれいな淡水と海水の混じり合う河口付近で生育しており、天然物の独特な舌ざわりと磯の香りを味わうことができる。旬の冬場にうま味が増すのはグリコーゲンが増加するからである。牡蠣は海のミルクと言われるほど栄養価が高くビタミンA、B、Cやアラニン、グリシン、グルタミン酸などのアミノ酸が豊富。

たびらいセレクション

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