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北海道の春を満喫しよう! イベント・外遊び・服装まで「春の北海道」おすすめガイド
【投稿日】2016年03月16日(水)| 北海道発

北海道の4月は春の足音が聞こえ始める季節。道東以外の地方は昼間に最高気温が10℃を超える日も多い。そして、春が本格化するのが道南・道央に桜が咲く、4月最下旬~ゴールデンウィークの頃。各地で桜の開花を祝うイベントが開催されるので、本州以南から訪れる人はシーズン2度目の花見を楽しめる。
また、イベントだけでなく“遊び方”も冬からグリーンシーズンのものへと移行。雪どけ時期ならではのダイナミックな「春ラフティング」などは要注目のアクティビティだ。今回は4月、5月のゴールデンウィークを中心に春の北海道の気候からイベント情報、おすすめの遊び方までをまとめて紹介。
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春の北海道の気候
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一般的に、4月は温かいというイメージだが、北海道の4月はまだまだ寒い。朝夕は5℃を下回る日も多く、道東・釧路市の4月の平均気温はなんと4℃以下。マフラーが恋しくなるようなシチュエーションも多いので、コート・厚手のジャケットがあると安心。
しかし、4月下旬から5月にかけて陽気な温かい日が増えてくる。“春=温かい”とひとくくりにして考えず、桜の開花前後・ゴールデンウィークを境目にして旅の服装を考えるのがベスト。5月、札幌や旭川では17℃ほどまで気温が上がるので、上着は薄手のものに変えてもOKだ。
>>春先(3月下旬~4月中旬)にふさわしい服装とは?
>>春本番(GW/ゴールデンウィーク以降)にふさわしい服装とは?
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春のおすすめ観光と遊び方
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◆◇桜の名所と街散策を楽しもう◆◇

道内で最も早く桜が咲くのは道南の松前町で、目安は4月最下旬(今年の予想は27日)。約1万本・250品種の木が植えられ、桜の名所100選にも選ばれており、多彩なイベントを楽しめる。また、函館の五稜郭は城郭を飾る1600本の桜をタワーから眺められる、函館随一の花見スポットだ。
そこから少し遅れ、札幌に桜が咲くのは例年5月初旬。今年は5月2日の予想となっている。稚内などの道北、網走・根室といった道東エリアでは開花が5月10日を過ぎる。ゴールデンウィークに花見を満喫するなら、道南・道央地方がおすすめだ。
>>歴史スポット「函館・五稜郭」で1600本の桜を満喫
>>北海道唯一の城下町「松前町」を歴史散歩
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◆◇要チェック!4月開催のグルメイベント◆◇

4月下旬にオホーツク海沿岸の雄武町で開催される「毛がにまつり」は要チェック。流氷が運んだプランクトンを食べ、冷たい水の中で揉まれて育ったこの時期の毛ガニは“堅蟹(かたがに)”と呼ばれ、身が引き締まって大変に美味しい。道東・オホーツク方面を旅行予定の人はぜひ訪れてもらいたい。
夕張郡の栗山町で開催される「くりやま老舗まつり」は旅行客にも人気の高い春の一大イベント。グルメだけでなく、“にごり酒”など地元酒造の日本酒も楽しめる。
>>雄武漁協の毛ガニまつり
>>くりやま老舗まつり