
都城市街地から鹿児島県霧島市に抜ける県道31号線沿いにある「湯穴温泉(つあなおんせん)」は、炭酸を含むカルシウム-炭酸水素塩冷鉱泉が楽しめます。今から54年前に6キロ離れた山の中に沸く水を沸かして入ったのが湯穴温泉の始まりです。
炭酸を含む源泉は22.5度、析出物が多く浴槽や浴室の床は自然にできた模様があり、温泉ファンに知られる名湯です。浴槽は源泉の冷泉と加温浴槽があり、浴槽の湯は酸化して赤茶色ですが源泉は無色透明。切り傷、火傷、皮膚病に効果があります。
また、飲泉も可能で地元の多くの方が温泉水を求めて訪れます。胃腸に効果的な炭酸水はピリピリとした口触りで、湯上がりの喉を心地よく癒してくれます。