
九州初の現代美術館として平成14年(2002)に開館した「熊本市現代美術館」。熊本の中心市街地の複合ビルにありアクセスしやすく、修復中の熊本城を望むこともできます。エントランスに入った瞬間からアート体験ができるよう、国際的に活躍するジェームズ・タレル氏や、草間彌生氏などにより、建築と一体化したアート作品を間近で鑑賞できる造りとなっています。
館内の大型ギャラリーでは、随時様々な企画展が行われており、企画展示室以外は常に無料で開放されています。九州ゆかりのさまざまな作家を紹介する「ギャラリーⅢ」、美術書だけでなく、衣食住に関する書籍や漫画を楽しむことができる「ホームギャラリー」、創造力を育む家具や木のおもちゃ等があり、親子で遊ぶことができる「子育てひろば」などアートを身近に感じられる憩いの施設となっています。毎晩19時からはピアノの生演奏、毎週月曜の無料映画会など、気軽に楽しめるイベントも実施されているので、五感でアートを感じに出かけてみてはいかがでしょうか。