
菊池市と山鹿市にまたがる火山で九州百名山の一つ。標高は1052mで、「八方ヶ岳」という名前は八方どこから見ても同じ山容をしているところから名付けられ、「矢筈岳」とも呼ばれています。
登山口は菊池市上虎口(かみこく)、菊鹿町山ノ神、矢谷渓谷などにあり、いずれも登山口から2時間程度で到着できます。ゆったりとした登山道のためハイカーから人気のある山の一つです。
360度の大展望が広がる山頂からは、西に雲仙、東に阿蘇・久重連山が見渡すことができ、中腹にはカニのハサミ岩などというひときわ目立つ奇岩を持ち、天狗が住んでいたなどという伝説も残っています。そして、山頂一帯は自然林になっており、初夏にはシャクナゲの花を、秋には紅葉を楽しむことができます。
また、北面の内田川矢谷渓谷にはキャンプ場があり、渓谷から流れる清流は、夏になると滝を滑り下りる子供たちで賑わいます。
【場所】
熊本県山鹿市菊鹿町上内田
【電話番号(問い合わせ)】
0968-48-3111(菊鹿市民センター)
0968-43-1579(山鹿市商工観光課)
【交通アクセス】
・熊本駅からバスで90分。
・九州自動車道菊水ICから県道16号、国道325号を菊池方面へ。鹿本町から県道9号線を菊鹿町方面へ。
【駐車場】
50台