
吾平山相良寺(ごへいざん あいらじ)の参道近くに生息する日本ではここしかないとされる国指定特別天然記念物。相良寺のアイラトビカズラは、樹齢1000年と推定される古木で、古来から仏教伝説にもある優曇華(うどんげ)にも例えられます。花の開花時期は毎年4月下旬~5月上旬頃。
吾平山相良寺(ごへいざん あいらじ)は、天台宗総本山比叡山延暦寺の末寺で、最澄上人が約1200年前に開いたとされています。本尊の千手観音は古くから安産や子授け、縁結びに御利益があると親しまれています。
また、毎年 3月15日から18日にかけて「相良観音春季大祭」が開かれ、秘宝の『地獄極楽絵図』、『釈迦涅槃絵図』が公開されます。また、本堂には多くの仏像が祀られ、中でも、武将が出陣の際携帯できるように、折りたたみ式の箱に貼り付けた不動尊「菊池武光陣中矢除守本尊不動明王」は見どころ満載です。