“ヘルメット地蔵”が道案内? 祖母山の麓に流れ落ちる清廉な滝

岩戸地区の奥深く、標高1756メートルの祖母山(そぼさん)から湧き出る水が作り出す落差37メートルの「常光寺の滝」は、春の新緑に秋の紅葉など、四季折々で異なる表情を見せてくれます。
かつて寺の住職が、この滝の水を飲んで長生きしたという逸話から、“長寿の滝”や“白糸の滝”という名がついています。
流れ落ちる水と岩肌のコントラストが見事で、特に紅葉の時期がおすすめ。また、滝の手前にはヘルメットをかぶったお地蔵さんがあり、地元の人たちは親しみを込めて“ヘルメット地蔵”と呼ばれています。