江戸時代の大名屋敷を再現した空間で、和の風情に浸る

小倉城の東側に位置する「小倉城庭園」は、小倉城主・小笠原氏の下屋敷跡地に、江戸時代の大名屋敷を再現したもの。にぎやかな街中にありながら落ち着いた和の風情に浸れる空間となっており、四季折々で異なる表情を見せる日本庭園や、書院造りの本格的木造建築の和室などを巡れる。書院棟では、立礼席(りゅうれいせき)で抹茶(煎茶)と季節の菓子のセット(500円)を味わえる。
また、展示棟では日本のマナーや伝統文化に関する企画展や常設展が行われているほか、和の文化を知る資料も豊富にそろっており、全国でも珍しい「礼儀作法のテーマ館」となっている。