1. 願成寺/人吉・球磨

願成寺/人吉・球磨

【投稿日】2016年01月20日(水)| 熊本発

約700年にわたり、人吉・球磨を治めた相良家の菩提寺

歴代藩主の夫人や親戚のものを含めると、墓の数は200を超える

鎌倉時代から明治維新まで、約700年にわたって人吉・球磨を治めた相良氏の菩提寺、「願成寺」。天福元年(1233)、人吉城初代・相良長頼によって創建された。人吉城の丑寅(北東)の方向にあるため、鬼門の護りとして建てられたといわれる。慶長16年(1611)には、後陽成天皇の勅願所でもある。
本尊は、木造の「阿弥陀如来坐像」。平安時代後期の作で、国の重要文化財に指定されている(拝観を希望する場合は事前に予約が必要)。そのほか、県指定重要文化財である不動明王像や石造の七重塔など、多くの寺宝を所蔵している。
本堂の裏には相良家の墓地があり、相良家初代から37代まで歴代藩主や一族の墓が並ぶ。約250基の五輪塔を中心に配置されており、見事な造形美を成している。

【住所】
熊本県人吉市願成寺町956

【電話番号(問い合わせ)】
0966-24-4161

【交通アクセス】
・くま川鉄道湯前線相良藩願成寺駅から徒歩約3分
・九州自動車道人吉インターチェンジから国道445号経由で約1.5キロ、約7分

【営業時間】
9時~16時

【定休日】
なし

【利用料金】
参拝無料

【駐車場】
あり


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【投稿日】2016年01月20日(水)【投稿者】たびらい編集部

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