1. 芳野旅館/人吉温泉

芳野旅館/人吉温泉

【投稿日】2015年08月03日(月)| 熊本発

元料亭の面影が残る、文化人に愛された温泉宿

芳野旅館

球磨川(くまがわ)の支流・山田川のほとりに佇む宿、「芳野旅館」。明治42年(1909)の創業当時は、相良藩御殿医・安藤家の屋敷を改装した料亭としてにぎわっていたという。昭和初期、敷地内に温泉を掘って旅館を併設した。木造2階建ての建物には、茶茎の壁や古い船板、竹細工、古木の床の間などが見られ、料亭の面影を残す。大正ロマンを感じさせる造りだ。
半地下にある浴室では、源泉掛け流しの天然温泉が湯船にあふれる。無色透明の柔らかな湯は、肌がしっとりすると評判だ。大正中期に活躍した詩人・野口雨情(うじょう)をはじめ、多くの文人たちが愛した老舗中の老舗でもある。元料亭のため、季節の会席料理も楽しめる。

【住所】
熊本県人吉市上青井町180

【電話番号(問い合わせ)】
0966-22-2244

【交通】
JR肥薩線人吉駅から徒歩5分/九州自動車道人吉ICから県道54号経由2キロ、約5分

【営業時間】
チェックイン16時、チェックアウト10時
(立ち寄り湯は13時~20時)

【定休日】
なし

【利用料金】
大人500円(立ち寄り湯)
足湯無料

【駐車場】
あり(30台、無料)


⇒達人コラム「人吉温泉 いで湯とグルメと歴史の町」

【投稿日】2015年08月03日(月)【投稿者】たびらい編集部

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