アジア史の中で見つめる日本文化のなりたち。約800点の文化財をテーマごとに展示

約800点の文化財が一堂に展示される4階の「文化交流展示室」は、“日本文化の形成をアジア史観点から捉える博物館”という九州国立博物館の基本コンセプトにもとづいた展示室。日本とアジア諸地域との文化交流の歴史について、豊富な展示資料を観覧することができる。
旧石器時代から近世末期(開国)まで、時系列で五つの大テーマに分けられた展示構成。さらに、年間300回もの展示替えを行い、年に数回はトピック展示も開催されるなど、いつ訪れても新しい発見がある。320インチのスーパーハイビジョンシアターもこの展示室の見どころで、30分ごとに作品が上映されている。