阿蘇の大自然が育んだ名物。その素朴で上品な味わいは、まさに“ご飯どろぼう”だ

阿蘇名物の一つ。阿蘇地方の冬の厳しい寒さと火山灰土壌という特殊な条件下で育てられた高菜は、茎が細くてやわらかく、ピリッとした辛みが特徴。漬けたものは、野沢菜漬や広島菜漬と並び、日本三大菜漬の一つともいわれます。油で炒めるだけで、手軽につくれる「高菜炒め」は、炊きたてのご飯と一緒に食べれば、つい何杯もお替わりしてしまうほどの美味しさです。
ちなみに、細かく刻んだ高菜漬けをご飯と混ぜ合わせてつくる「高菜めし」は、阿蘇を代表する郷土料理です。「大観峰茶店」のレストランほか、阿蘇各地の店で味わえます。